アニメーション映画は、映画の中でも特に幅広い年齢層に支持されているジャンルです。
アニメーション映画は、かつては「マンガ映画」などと呼ばれ、映画ではあっても、実写映画と対等の評価はされていませんでした。
しかし1970年代になると、アニメーション映画の事情も変わってきます。邦画の黄金時代は1950年代~60年代初頭で、それ以降はテレビの普及などの影響によって徐々にその勢力を縮小していきました。そんな中、1979年公開の「銀河鉄道999」の劇場版が、その年の邦画の中でも配収第一位となったのです。さらに同作品は、翌年に第3回日本アカデミー賞特別賞(話題賞)を受賞。これはアニメーション映画初の快挙でした。
以降、アニメーション映画の世間の評価はどんどん高くなっていきます。さらに84年公開の「風の谷のナウシカ」の大ヒットによって、日本映画界におけるアニメーション映画の地位は確定的なものとなりました。「風の谷のナウシカ」を制作したトップクラフト(後のスタジオジブリ)は、それ以降今日までアニメーション映画のヒット作を連発。それに続くように、他社でも多くのアニメーション映画のヒット作を生み出すことになったのです。