邦画とは、いわゆる日本映画のこと。邦画の対語としては「洋画」があります。
邦画は日本人スタッフによって撮影されるのが通例です(スタッフの中に外国人が入ることもありますが、やはり主導は日本人です)。
邦画の歴史は意外と古く、19世紀末の明治時代から始まっています。この時代の邦画は当然サイレント映画ではありましたが、日本人の娯楽のおいては革命的なものでした。
映像と音声が同期した「トーキー映画」は1930年代に登場。トーキーによって邦画の人気にさらに拍車がかかります。
邦画の黄金時代は1950年代。黒澤明や小津安二郎といった、海外の巨匠たちからも高い評価を得るような映画監督が活躍したのもこの頃です。映画会社としては、東映・東宝・松竹・日活・大映が多くの優れた作品を輩出。その中で多数の映画スターも誕生しました。
邦画はその後、テレビの普及によって衰退し始めます。しかしそんな中でも相変わらず良作は生まれ続け、またアニメーション映画が評価されるようになるという新しい動きもありました。邦画はピークを過ぎたとはいえ、今後も優れた作品が生まれ続けることでしょう。